前ろ過および汚染分析用フィルター
ミリポアの繊維状のディスクフィルターには広範囲の流量および処理量キャパシティがあります。グラスファイバーフィルターには接 着剤使用と未使用のタイプがあり、EO、ガンマ線、高圧蒸気滅菌(100 kPaで121 ℃)で滅菌可能です。
グラスファイバーフィルター 接着剤使用
接着剤使用のフィルターは、湿潤時の強度に優れ、定性分析および特に粒子汚染レベルの高い場合の前ろ過に適しています。水溶液の 清澄化にも広く用いられています。
AP15タイプ
- 汚染物保持能力が最も低くなっています。
- 0.2から 0.6 µmフィルターのプレフィルターにお勧めします。
AP20タイプ
- AP15フィルターと比べ低い捕捉率で、汚染物保持能力は高くなっていま
す。
- 0.8から8.0µmフィルターのプレフィルターにお勧めします。
- AP15フィルターのプロテクトのために一次側に使用 されます。
AP25タイプ
- ろ材が厚くなり、AP20と比べ捕捉率は同程度で、汚染物保持能力が高くなっ
ています。
- 0.9から8 µmフィルターのプレフィルターとして、特にタンパク質を含む液体や汚染度の高い液体にお勧めします。
- AP15フィルターのプロテクトのために一次側に使用されます。
グラスファイバーフィルター 接着剤未使用
フィルターは接着剤を含んでいないので、ろ過後500 ℃で灰化したときの重量損失が無く、構造が保持されます。そのため、重量 分析や高温ガスのろ過にも使用できます。
APFAタイプ
- 高流量でしかも効率的に微粒子を捕捉できます。
- 排水の
モニタリングおよびガス中に浮遊する粒子 (例、煙突からの煙) の回収にお勧めします。
- 生化学分野に使用されます。(例、細胞の回収、タンパク質 あるいは核酸沈殿物のろ過)
APFBタイプ
- APFAタイプフィルターと比べ、濡れたときの機械的強度が高く、保持能力が
高くなっています。
- 液体の清澄化、微細浮遊粒子の定量、シンチレーションカウンティングに使用します。
APFCタイプ
- APFAタイプフィルターと比べ、捕捉能力に優れ、特に微粒子および微生物除
去に適しています。
- 飲料水中の全懸濁物質測定に使用します。
- タンパク質あるいは核酸のTCA沈殿物のろ過、細胞や微生物の回 収に使用します。
APFDタイプ
- 高流量、低捕捉率の厚手のフィルターです。
- 1.0 µmより大きな粒子を含む懸濁物の粗ろ過に使用します。
APFFタイプ
- タンパク質、核酸、血清などの極微細な沈殿物のろ過に使用します。
- TCLP分析のUSEPA method 1311に推奨されています。
AP40タイプ
- Standard Methods Total Suspended
Solids 2540Dに推奨されます。
- TCLP分析のUSEPA method 1311に推奨されます。
- サンプルろ過
後550 °C で灰化したときの重量損失が無く、構造が保持されます。
- 排水、工業用放出水における揮発性懸濁物の分析にお勧めします。
石英ファイバーフィルター (AQFAタイプ)
高純度の石英ファイバーでつくられており、グラスファイバーや接着剤を使用していません。純粋な石英の組成が、フィルターが酸性 ガスと反応するのを防いでおり、グラスファイバーフィルターでみられるような、反応して誤った結果を導くことがありません。石英ファイバーは重金属濃縮物や少量の粒子測定 に適しています (USEPA PM 10 ambient air monitoringなど)。このフィルターは、重量および形状安定性にも優れています。


