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スピード・安定性・再現性・成功


顧客満足度とカスタマーサービス――2007年7月に発刊されたBioInformatics, LLCレポート「ライフサイエンスにおける顧客満足度と信頼度:卓越したサービスとサポートによる収益の増加(Customer Satisfaction & Loyalty in the Life Sciences: Boosting Profit Through Exceptional Service & Support)」の中でトップ5のサプライヤーとして紹介されました――に定評のあるミリポアはバイオ医薬品をお取り扱いなさるお客様のニーズに合ったアップストリーム製品を各種取り揃えています。


EX-CYTE 細胞増殖を促進する培地添加剤

EX-CYTE培地添加剤は、全血清に対する代替となる重要な増殖因子を供給する、低血清細胞培養に理想的な増殖促進剤です。EX-CYTE培地添加剤とミリポアが提供する異なった種類の培地添加剤を併用すると、細胞培養による製造プロセスを大幅に向上することができます。

EX-CYTE添加剤はハイブリドーマ、骨髄腫、CHOおよびHEK293細胞など種々の動物細胞において、細胞増殖やタンパク産生を増強する代謝因子のバランスを保つコレステロール、リポタンパク質、および脂肪酸を含む水溶性濃縮物です。

EX-CYTE添加物はcGMPガイドラインに準拠しラージバッチサイズで製造され、製造の均質性、微生物含量、ウシウイルス除去(9 CFR 113)、マイコプラズマ、およびエンドトキシン試験を実施しております。低温殺菌されており、有機溶媒や界面活性剤フリーの米国産の原料で作られています。


Probumin ウシ血清アルブミン(BSA)

アルブミンは医療業界で最も広範囲に活用されているタンパク質です。その入手のしやすさ、特有の安定性、リガンド結合能から、多くの治療薬や診断薬の生産に不可欠な構成要素となっています。

ミリポアは50年以上のタンパク分画の経験を持ち、診断薬や細胞培養市場で用いられる高品質のアルブミンを提供する世界最大の熟練したメーカーです。

ミリポアのProbumin ウシ血清アルブミン(BSA) 製品は、高栄養細胞培養用から診断用の高純度アルブミンまで、それぞれが特定の要求を満たすように設計されています。ミリポアは、高度な分画技術を有しており、ISO認定施設にて製造し、米国産原料の規制においても先見的に対応し、常に最高の品質、性能、安全性を備えた製品をご提供しています。


Incelligent ヒトインスリン (遺伝子組換え)

ミリポアは、バイオテクノロジー業界で細胞培養に用いられる遺伝子組換えによるヒトインスリンを提供するリーディングカンパニーです。ミリポアのインスリン製品は、ほかの市場化されているインスリン製品に比べ、より多くの細胞培養やラージスケールの産業プロセスで使用されています。Incelligent ヒトインスリン(遺伝子組み換え)は、今日、市販されている多くの重要な薬剤の製造プロセスに使用されています。

天然ヒト配列と構造および機能が同一で、rHuインスリンA鎖(21アミノ酸)とB鎖(30アミノ酸)がシステイン残基間のジスルフィド結合を介してつながったポリペプチド2本鎖からなるホルモンです。ミリポアの遺伝子組換えによるヒトインスリンは、パン酵母(Saccharomyces cerevisiae)を用いて製造される、組換え遺伝子技術によって作製されたヒトインスリンの全配列の分子です。27.5 IU/mg(乾燥重量換算)の力価を持つ白色の結晶性粉末です。


LucraTone 加水分解物・ペプトン・酵母エキス

LucraTone培地添加剤には、植物性の加水分解物、酵母エキス、ペプトンがあります。これらは、細胞培養や発酵プロセスに必要な高純度の可溶性アミノ酸、ペプチド、ビタミンやその他の必須成分を添加することが出来ます。

LucraTone培地添加剤はISO認定の製造工場で製造しております。室温での保管や輸送が可能で、バルクバッチサイズに対応可能です。ミリポアは、バイオプロセスで用いられる添加剤を提供するリーディングカンパニーとして、市場のニーズに応えるより多くのソリューションを提供し、今後も更なるリーダーシップを発揮していきます。


UCOE遺伝子発現技術


Milliporeの UCOE 遺伝子発現技術 (Ubiquitous Chromatin Opening Element)
Milliporeが名誉ある Frost & Sullivan Technology Innovation Awardを受賞しました



UCOE(Ubiquitous Chromatin Opening Element)発現技術は、クロマチン構造に対する作用から、安定に導入された動物細胞の遺伝子発現を大幅に向上させます。UCOE発現技術は、導入遺伝子のサイレンシングを阻止し、染色体組込み部位に関係なく均質性のある安定した高レベルの遺伝子発現をもたらします。UCOE発現エレメント(ほぼ常時活性化されていなければならないハウスキーピング遺伝子周辺領域から単離)は、小さなDNAエレメントであり、組込まれた導入遺伝子の周辺に転写活性、クロマチン構造を開かせ、染色体の導入遺伝子の部位に関係なく、タンパク質に転写される可能性を最大限にします。



特長

  • UCOEクローンの50%以上について、UCOEを使用していないクローンの最良なものよりも高い発現を有します
  • UCOEベクターは、UCOEを使用していないベクターよりも大幅に数多くの発現クローンを作製します
  • 細胞株は第130世代を超えても安定しています
  • 増幅なしで60日以内に高生産細胞株を誘導することができます
  • 小さい(4-8kb)DNAエレメントはプラスミドごとに2本のタンパク質の鎖を作ることができます(例、抗体)
  • 抗体、受容体、酵素、サイトカインなどを発現します
  • 業界標準のプラットフォームに適合します(例、CHO細胞、CMVプロモーター、プラスミド、トランスフェクション試薬、培地など)


組込みの成功

動物細胞への導入遺伝子の組込みの成功は、組込み部位周辺のクロマチン構造に大きく依存します。ほとんどの哺乳類のクロマチンは高度に凝集して閉じた(ヘテロクロマチン)構造で、転写が抑制されています。従来のベクターでは、ほとんどの組込みは組込み部位の影響とクロマチンシャットダウン(chromatin shutdown)に悩まされ、ジーンサイレンシングと生産能を持たない結果となります。その結果、生産能をもつのはほんのわずかの細胞のみになりますので、安定導入(Stable-transfection)された細胞のプールは一般に低い生産性と安定性を示し、生産能を持たない細胞のジーンサイレンシングと過剰増殖によってプールの全生産性が即座に低下します。これにより、大量生産に必要な高発現安定クローンの発見が困難になり、また時間がかかってしまいます。


UCOE発現技術のベネフィット

個々の細胞の生産性と安定性の高いプールから3–4週間以内にタンパク質をグラム単位で迅速に産生することが出来ます。これは、DNAと高価なトランスフェクション試薬の使用量を最低限に
抑え、また後のステージでタンパク質が必要になる場合に備え、プールの分割サンプルが保存出来るといった、トランジエントなトランスフェクション法を上回る潜在的な利点です。

UCOEを使用した場合と使用しない場合とで抗体発現プラスミド90µgを使用して3x107 CHO-S細胞をトランスフェクトして薬剤セレクションを適用し、一旦十分な細胞数が得られたら、増殖が可能となる細胞密度で10Lのスケールの培養に導入しました。16日目に、1条件の培養では少量の非栄養の添加物を添加しました(+opti)。細胞分画の増殖に関するデータは以下のとおりです。


細胞の大半は安定性した高発現株ですので、従来のベクターを使用した「干草の山の中にある1本の針(needle-in-a-haystack)」を探すようなアプローチとは対照的に、製造に不可欠な生産性と安定性を備えた高い生産能のクローンの発見がはるかに容易かつ迅速になります。



重鎖および軽鎖をコード化するベクター(別々のプラスミド)をCHO-S細胞にコトランスフェクトし、その後、薬剤セレクションし、無作為に選択した96クローンについてスクリーニングを行いました。

ライセンシングの機会

UCOE技術は北米、欧州、日本国内で多くの医薬品やバイテクノロジー企業にライセンス提携されており、世界中で55件の取得済みおよび審議中の特許によって保護されています。非独占的なライセンスの許諾により、UCOE技術を研究または製造目的に使用することが出来ます。