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細胞分離用試薬


ミリポアが幅広くご提供する細胞分離用酵素や非酵素系製品をご利用になることで、研究者の方々はご自分の実験ニーズに合わせて細胞培養や継代に必要な条件を設定できるようになります。伝統的なトリプシンを用いる方法からミリポアのAccutase™やAccumax™による方法にいたるまで、穏やかで効果的な細胞分離のための非哺乳類由来の製品がご利用いただけます。ミリポア独自の培養細胞凍結培地調製品(DMSOおよびグリセロール使用)は幅広い範囲にわたる哺乳類細胞の凍結保存に理想的です。これらの製品により、ばらつきのない凍結保存ができ、また融解や播種の際にも高い細胞生存率を維持できます。この製品シリーズに採用している成分はウィルスおよびマイコプラズマを含まないことが証明済みです。無菌状態でお届けし、ご利用になる細胞の凍結と融解方法についてのプロトコールが添付されています。

Accutase溶液

標準的な組織培養プラスチック容器や接着コーティング済みプラスチック容器から細胞を剥離するための、タンパク質分解性およびコラーゲン分解性酵素を用いた独自の細胞剥離溶液です。Accutaseには哺乳類やバクテリア由来の物質は含まれていません。Accutaseは、以下に示すような様々な種類の細胞に有効であることが認められています。たとえば、線維芽細胞、ケラチノサイト、血管内皮細胞、肝細胞、血管平滑筋細胞、肝前駆細胞、初代ニワトリ胚神経細胞、骨髄幹細胞、接着性CHOおよびBHK細胞、マクロファージ、293細胞、L929細胞、不死化マウス精巣生殖細胞、3T3、Vero、COS、HeLa、NT2、MG63、M24およびA375転移メラノーマ、U251およびD54グリオーマ、HT1080線維肉腫細胞、およびSf9昆虫細胞。
特長
  • 数分内で付着性細胞を剥離します
  • 細胞生存率を最大限に維持したままで穏やかに細胞を剥離します
  • 播種効率が最高です
  • 費用効率が高く、前処理せずにそのままでご利用になれます

ヒトMG63線維肉腫細胞を組織培養処理プレートでDMEM +10% FBSを用いて培養し、Accutaseで処理しました。この処理により細胞剥離と単独細胞の浮遊が迅速におこなわれ、細胞生存率も高く維持されています。Accutaseは細胞に対する作用が穏やかで、Accutase処理 45分間後でも細胞生存率は97% ± 3%でした。

遺伝子工学的処置をした各種CHO細胞、BHK細胞およびハイブリドーマを血清、タンパク質不含培地で浮遊培養しました。培養細胞溶液を採取し、同量のPBSまたはAccumaxを加えて37°Cで5分間インキュベーションしました。次にコールターカウンターで細胞数を計測しました。

Accumax

タンパク質分解性、コラーゲン分解性、DNAse酵素の細胞剥離溶液です。凝集状態にある培養細胞を浮遊状態の単独細胞とし、細胞数の計測や一次組織からの細胞分離にご利用いただけます。Accumaxには哺乳類やバクテリア由来の物質は含まれていません。
特長
  • 凝集状態にある細胞を数分内で分離します
  • 細胞が単独で浮遊している状態にします
  • 細胞数を正確かつ再現性をもって計測できます
  • 初代細胞培養用に組織から細胞を分離させます

非酵素系の細胞分離溶液

ミリポア独自の非酵素系細胞分離溶液(Enzyme Free Cell Dissociation Solution)にはタンパク質も界面活性剤も含まれていません。この溶液はキレート剤および細胞内でその作用を安定化するその他の物質で構成されています。これらの試薬は接着している細胞を穏やかに剥離する一方、細胞表面タンパク質の構造的、機能的完全性を維持します。0.5mM EDTAを使用する場合に時々見られるような細胞毒性は、これらの試薬にはありません。初代細胞、組織および腫瘍細胞の分離に利用可能であり、効率が向上します。


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