| Montageアルブミン除去キット |    | Data Sheet - PF1770EN00 > カタログ仕様 |
| 電気泳動をはじめ、クロマトグラフィー、質量分析における、低含量タンパク質をより鮮明に検出 |
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血清や血漿試料中に含まれる多量のアルブミンは、1次元電気泳動や、2次元電気泳動、クロマトグラフィー、質量分析などにおける低含量タンパク質の検出を不鮮明にする要因となることがあります。
Montageアルブミン除去キットは、迅速、簡便、かつ再現性良く、血清や血漿試料中のアルブミンレベルを減少させることができ、低含量タンパク質をより鮮明に検出します。
低含量タンパク質をより鮮明に検出
本キットの遠心式カラムには、通常のヒト血清試料から65%以上のアルブミンを除去することができるアフィニティレジンが充填されています。このアフィニティレジンは、アルブミンを吸着する一方で、血清や血漿タンパク質の非特異吸着を低く抑えるように特別に設計されています。アルブミンレベルの減少によって、以後の分析における低含量タンパク質の検出を向上させることができます。
15分間でサンプルを処理
プロトコールは簡単です。アフィニティカラムの平衡化、試料の添加、アルブミンを吸着するための遠心、カラムの洗浄、そして素通り画分・洗浄画分の回収。必要があれば、結合画分 (アルブミンおよび他の捕捉されたタンパク質) は、本キットに付属のストリッピング溶液を用いて回収できます。本キットはヒトのアルブミン除去用として最適化されていますが、プロトコールの改変をせずに、ウシ、イヌ、ヤギ、ウサギ、マウス、ラットなど、他の哺乳動物のアルブミン除去も可能であることが確認されています。
確実な結果の再現性
ラボにおける試薬やアフィニティカラムの調製は、解析結果のバラツキがでる可能性の増加につながります。Montageアルブミン除去キットは、調製済み試薬とカラムが梱包された ready-to-useの製品です。キットのロット毎に、再現性あるアルブミン除去および低い非特異的吸着を確認するための品質管理試験が実施されています。
性能
ヒト血漿からのアルブミン除去
Figure 1. ヒト血漿サンプル (20 μL) を180 μL の平衡化バッファーで希釈し、Montageアルブミン除去キットで処理した。サンプルの素通り画分・洗浄画分と結合画分を1次元SDS-PAGEで分離し、コロイダルクマシー(TM)ブルーで染色した。アルブミン除去率を正確に評価するため、すべてのサンプルのロード量は、アルブミン除去前のサンプル量に対して調整した。放射免疫検出法による測定結果から、アルブミンが85%低減していることが明らかになった。ゲルデンシトメトリー分析では、レジンへの非特異的タンパク結合が10%であったことが判明した。
再現性
Figure 2. ヒト血漿サンプル (75 μL) を125 μL の平衡化バッファーで希釈し、Montageアルブミン除去キットを用いて個別に処理した (N = 10)。素通り画分・洗浄画分(アルブミン除去サンプル) を回収し、そのサンプルをさらに濃縮するためにアセトン沈殿を行い、その後にSDS-PAGEサンプルバッファー中に再懸濁した。サンプルを1次元SDS-PAGEで分離し、コロイダルクマシーブルーで染色した。放射免疫検出法による測定結果から、平均して 66% のアルブミンが除去されており、その標準偏差は 3.2、CV 値は 2.1% であった(N = 10)。
動物血漿からのアルブミン除去
Figure 3. それぞれ動物種からの血漿サンプル (75 μL) を125 μL の平衡化バッファーで希釈し、Montageアルブミン除去キットを用いて処理した。キットに付属のストリッピングバッファーを用いてカラムから吸着物を溶出し、1次元SDS-PAGEで分離した。
ヒト血漿の2次元電気泳動
Figure 4. 20 μLの血漿サンプルをIPGローディングバッファー中に溶解し、2DEにより解析した (左図) 。その後、同じ血漿サンプルをMontageアルブミン除去キットで処理し解析した (右図)。Montageアルブミン除去キットを用いたサンプルでは、ゲルの拡大部分で、低含量タンパク質の可視化・検出が向上した。
Ordering Information
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